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「救命救急センターの充実段階評価」で引き続きS評価を受けました。

三重大学病院の高度救命救急・総合集中治療センターは、厚生労働省が発表した「令和6年救命救急センターの充実段階評価」で、引き続き最も高い「S」評価を受けました。

この評価は、厚生労働省が、救命救急センターの機能や質の向上を通じて全国の救急医療体制の強化を促すことを目的に毎年行っているもので、令和6年度は、全国308のセンターが対象となりました。

当院のセンターは、42の評価項目における合計点が昨年より1ポイントアップの95点、是正項目はなく、「S」評価でした。
S評価を受けた救命救急センターは、当院を含め全国で102施設、国立大学法人附属病院のセンターでは16施設となっています。また全センターの合計点の平均は、86.07点でした。

当院は、2010年6月に国が指定する「救命救急センター」に指定され、三重県の三次救急医療を支えるべく、人材育成や診療科を超えたチーム医療などの強化を継続してきました。そして、2024年4月1日には、県内唯一の「高度救命救急センター」に指定されました。
よって、今回は高度救命救急センターとしては初めての評価となり、引き続き質の高い高度救急医療を提供していることが認められと言えます。

高度救命救急・総合集中治療センターの鈴木圭センター長は、「救急医療を取り巻く現状が厳しさを増している中、充実段階評価で最高評価をいただけたことを嬉しく思います。院内外のスタッフに感謝するとともに、引き続き質の高い救急医療の提供ができるよう、努力していきます」とコメントしています。

*救命救急センター充実段階評価

救命救急センター充実段階評価:各センターの充実度は「S(秀でている)」、「A(適切に行われている)」、「B(一定の水準に達している)」、「C(一定の水準に達していない)」の4段階で示される。救命救急センターに求められる様々な機能に基づく42項目で評価が行われ、100点満点中94点以上かつ是正項目がない場合にのみ「S」評価となる。

厚生労働省:救命救急センターの評価結果(令和6年)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57088.html

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